飲食店お役立ちコラム集 販売促進(1)|株式会社フードビジネスイノベーション

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WEBマーケティングのポイント その1


今回はWEBを使った広告のポイントについて。

いまやWEB広告を販売促進の主体におく企業・お店は大変多く、そのマーケティング手法も多種多様となっております。

全世界のサイト数は10億サイトとも言われています。

自身のお店のページをサイト上にアップしただけでは、膨大な情報量の中で埋もれてしまい、ターゲットであるお客さんに見つけてもらうことすら至難の業です。

それでは、より多くのお客さんに見ていただき、利用に結びつけるためにはどのようにすればよいのでしょうか?

まずは広告をお客さんの視点から見てみましょう。

AIDMAの法則

マーケティングにおける消費者の消費行動プロセスは、アメリカのサミュエル・ローランド・ポールが著書の中で提唱した「AIDMAの法則」が有名です。

A:Attention(注意)

I:Interest(興味・関心)

D:Desire(欲求)

M:Memory(記憶)

A:Action(購買)
※他にも電通が唱えたAISASや、AIDAなどいろいろな法則がありますが、ここでは簡単に説明するためにAIDMAを使います。

Actionを認知段階、Interest~Memoryを感情段階、Actionを行動段階と分けます。

簡単にいえば、まず「知っていただき(認知段階)」「利用したいと思っていただき(感情段階)」、「実際に利用してもらう(行動段階)」という流れです。


認知段階

最初の「知っていただく」というのがWEB広告において最も重要なポイントです。
どんなに素晴らしいWEBページを作ったとしても、そのページをご覧になる方が少なければあまり意味はありません。
「知らなきゃ利用しない」ということですね。

ではどうするか?

大手のグルメサイトなどに登録するという方法もあります。
2010年2月現在、ぐるなびに情報掲載している店舗数は約50万点(詳細情報掲載店舗数は6万2千点)
グルメサイト内でユーザーの目に触れることも難しくなっているのが現状。
特集などを効果的に活用できれば上位表示も可能なのですが、いかんせんお金がかかってしまいます。
しかも、大手のグルメサイトなどにおいても、必ずしもトップページがユーザーのランディングページ(最初に見るページ)になっていないケースが増えていますので、グルメサイト内の上位対策だけでは限界が出てきているのも事実。

ちなみに、飲食店を探すとき、飲食店のポータルサイト内で検索するユーザーが3割、検索エンジンから検索するユーザーが7割と言われています。

・検索エンジンマーケティング

そこで、GoogleやYahooなどの検索エンジンを使ったSEM(Search Engine Marketing)というマーケティング手法を採用します。

「SEO対策」というコトバの方が聞いたことがあるかもしれませんね。
こちらはSearch Engine Optimization(サーチエンジン最適化)で、自社(自店)のサイトが検索エンジンにおいてより上位に表示されるよう最適化するというものです。

SEMはこの他に、キーワード連動型広告、有料のリスティングサービスによる広告掲載なども含みます。
ほとんどのパソコンからインターネットを開くと、まず検索エンジンの画面が表示されると思います。(ちなみにボクはGoogle)
ですから、その検索エンジンを広告媒体に使っちゃおうというのです。

では、どうすれば検索エンジンに上位表示されるのでしょうか?

・キーワードの重要性

検索エンジンも日々進化しておりますし、用いる検索エンジンによっても違いがあるのですが、ひとつのポイントとして、「キーワード」があります。

お客さんが検索エンジンを利用してお店を探すとき、お店が決まっていないのであれば「場所」と「業態・業種」又は「利用動機」で検索する傾向があります。


たとえば、「渋谷あたりで飲もう」ということになったとき、検索エンジンに「渋谷 居酒屋」と入力して検索します。

他には「お台場 デート 人気」とか「銀座 宴会 個室」などなど。

そのキーワードが、自社・自店のWEBページの「タイトル」や「キーワード」に含まれていなければ、まず検索ページの1ページ目には表示はされません。

インターネットで検索をしたとき、2ページ目はともかく、3ページ目以降はほとんど見られません。

見られないのであれば、無いのと一緒。

「タイトル」と「キーワード」はインターネットのソース表示で確認することができます。
インターネットエクスプローラーの場合、メニューバーの「表示(V)」から「ソース(C)」を選ぶと下のような画面が表示されます。

web_01.gif

こちらはぐるなびさんのソースです。
この図だと見づらいですが、
<title>ぐるなび-宴会・グルメ情報検索サイト</title>

というのがタイトル

<meta name="keywords" content="グルメ,グルメ情報,グルメガイド,ぐるめ,ぐるなび,忘年会,新年会,歓送迎会,クーポン,飲食店,レストラン" />

というのがキーワードです。

キーワードには、お客さんが検索エンジンを使って頻繁に検索されているキーワードを含んでいます。

そして、一番検索にひっかかりやすいタイトルに「宴会」というキーワードを含んでいるので、Googleで「宴会」とだけ入力して検索すると、ぐるなびさんのページがトップに表示されます。(2010.2.20現在)


web_02.gif


ちなみに、トップの上で色のついたスペースや右側のスペースは「スポンサーリンク」という、有料広告欄です。
※ もちろん、ぐるなびさんが行っている上位対策はこれだけでは無いと思いますので、単純に同じことをしたからといってTOP表示はされません。サイトの継続年数や、信頼度なども上位表示のポイントとなります。

多くのユーザーは、今やインターネットを辞書として使用しています。
自分の目的に合わせたお店を、キーワードで検索するのです。

たとえば、「渋谷 宴会」とGoogleで検索してみると、

約560万サイトがヒットします。

「個室」というキーワードをひとつ加えてみると

約176万サイトがヒットします。

このように、より多くの検索ワードを入れると登録サイト数は減り、上位表示されやすくなるのですが、逆に検索するユーザーの数は減少します。

より多くのキーワードで検索してもらえれば上位表示可能なのですが、逆に検索するお客さんの幅は狭くなります。

さて、飲食店の場合、タイトルが「店名」になっているお店がほとんどです。

でも、そのお店を知らないお客さんが、店名を入力して検索することはまずありませんよね。

特に飲食店の店名は業種や業態を表していない場合も多いので、店名だけのタイトルではなかなか上位に表示されないのです。

そこで、店名の部分に「場所」や「業種・業態」、「利用動機」などを含んでしまうのです。

・キーワード対策の例

たとえば、新宿に「FBI」という居酒屋があったとします。

FBIという名前に知名度がなければ、まず検索エンジンにキーワードとして入力していただくことはできないので、店名にキーワードを加えます。

「新宿 居酒屋 FBI」

こうすると、お客さんが検索エンジンで「新宿 居酒屋」と入力したときに、上位表示されやすくなります。

そして、ソースの「keyword」に、「居酒屋 忘年会 歓送迎会 飲み会 女子会 合コン 個室」などキーワードをちりばめ、本文にもそのキーワードを多く含むことによって、より上位表示されやすくするのです。

しかし、上述したとおり、サイトの継続年数や相互リンク数、サイトの信頼度なども上位表示のポイントですので、キーワードだけで必ず上位表示されるとは限りません。
特に新宿など激戦区では、同業他店が多いため、上位表示されるのは至難の業です。

・他のWEBサイトからのリンク

そこで最近よく用いられているのが、「mixi」や「Ameba」など、コミュニティーやブログなどの無料サイトを利用してリンクを貼る方法。

お店の情報発信のチャネルを増やし、そこに見ていただきたい自身のサイトへのリンクを貼ることにより、閲覧機会を増やそうというのです。

最近ではTwitterなどのサービスを活用したマーケティングを行っている店舗も増えています。
WEBサイトを作って見ていだけるのをただ待っているだけでなく、ユーザーに向かってこちらからアクションができるという利点もありますので、時間に余裕があれば活用してみるとよいでしょう。

しかしながら、飲食店で働くスタッフの役割はいらしたお客様に満足していただき、次につなげることに他ならないと思いますので、店舗での業務とのバランスをとりながらできることを徐々に増やしていくことをおススメします。