飲食店お役立ちコラム集 販売促進(5)|株式会社フードビジネスイノベーション

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WEBマーケティングのポイント その4

Memory(記憶)

WEBマーケティングにおける記憶の話に入る前に、まずは人間の記憶のメカニズムについて科学していきたいと思います。

まず、見たり聞いたりしたことは、一時的に脳の前頭前皮質というところに記録されます。

「カフェでお茶しているときに流れていた歌」

なんて、気に留めなければすぐ忘れてしまいますよね。

これはワーキングメモリと呼ばれます。
記憶に残る時間は1秒~十数秒程度。

そして、ちょっと興味を持つと、もう少し長く記憶に残ります。

「お、いい歌だなぁ」

でも、店を出ると忘れてしまいます。

これを、短期記憶と呼びます。
記憶に残る期間は1分程度。

そして、ある物事に対して少し理解を深めると、脳内にある「海馬(かいば)」という器官に記録されます。

「すいません。今流れているのってだれの歌ですか?」
「これは○○という人の歌ですよ」
「へぇ」

でも、明日の朝には忘れてしまいます。

これを、中期記憶と呼びます。
記憶に残る期間は1時間~1ヶ月程度。ほとんどの場合、9時間ほどで消滅してしまいます。

そして、海馬に記録された物事が、中期記憶に残っている間に反復されると、さらに長い期間記録されます。

「早速CDを買って、i-podに入れよう」

これを長期記憶と呼びます。
これは半永久的に記憶に残ります。

でも数年後・・・

「あれ?あの歌、誰の歌だっけ?」

というように、長期記憶に残ったことを忘れてしまうことがあります。

これは、記憶のやりとりをするニューロンと呼ばれる器官がちぎれているか、細くなっていることによって記憶を呼びだしづらくなっている状態です。

さて、脳の勉強をしたところで、WEBの記憶の話に移ります。

WEB広告における記憶で、重要なポイントはどこでしょうか?

それは、前頭前皮質から海馬に記憶されるポイント。

つまり、中期記憶に残るかどうかが勝負の分かれ目なんです。

でも、タツノオトシゴみたいな形をしている海馬ちゃん。見た目はカワイイのにちょいクセモノ。

海馬ちゃんに残るためには、いくつかのハードルをクリアする必要があります。

まず、前頭前皮質に残る短期記憶においては、一度に記憶できる量は7(±2)といわれています。

ちょっと記憶に自身がないなぁ。という人で5つ。
どんなに頭のいい人でも9つまでが限界です。
※6(±2)という説もあります。

ですから、
WEB上でPRするポイントは、情報量はあまり多くない方がよいのです。

前回にお話した例をあげると、

「何かと大変な幹事さまサポートプラン!」
~居酒屋○○の5大特典!~

  1. 宴会プランは計算しやすい3000円、4000円、5000円の税込み価格!
  2. 1週間前までのご予約で、ゆったり3時間プランをご用意!
  3. 飲み放題メニューは70種以上!部長さんもOLさんも大満足!
  4. 人数変更は当日までOK!増えた場合は手狭になるかもですが・・・
  5. なんでもワガママ言ってください!宴会担当が充実のサポート♪

と、5大特典として、5つの情報をPRしました。

3大特典でもよいですし、7大特典でもよいです。

3、5、7という数字は、記憶に残りやすい数字と言われていますので、WEB上では5(±2)くらいがよいでしょう。

しかしここではまだ短期記憶でしかありません。
すぐ忘れてしまうんですね。

そこで、海馬ちゃんにインパクトを与えるためには、さらに理解を深めていただく必要があります。

しかしながら、情報量を多くすると逆に記憶に残りづらくなってしまいますからやっかいです。

文章で説明しようとしても、時間の無いユーザーはすぐに他のページに行ってしまいます。

そこで、
文字だけではなく、ビジュアルも合わせてPRするのです。

たとえば、宴会プランの横に楽しそうに宴会している写真を載せる。
飲み放題メニューの豊富さをPRするために、ドリンクをたくさん並べた写真を載せる。
「宴会担当が充実のサポート♪」の近くに、笑顔のスタッフの写真を載せる。

などなど、

文字+ビジュアルでPRするのです。

こうすることによって、パッと見てピン!とくるPRができます。

そして、長期記憶に残していただくだめには、記憶の反復をさせます。

WEBページ上で、同じキーワードを繰り返し載せるのです。

たとえば店の名前を覚えていただきたかったら、

「渋谷で宴会なら居酒屋○○におまかせ!」
「居酒屋○○の宴会プラン」
「~居酒屋○○の5大特典~」

というように、随所に店の名前を入れます。

でも、やりすぎるとウザくなるので適度にやってください。

WEBとはちょっと離れますが、宅配ピザのチラシなどは、1週間~10日の周期で投函されます。
これは、記憶の反復によって長期記憶に残すこともひとつの目的です。

また、お客さんに送るDM(ダイレクトメール)は

  • ご来店の翌日にお礼メール
  • 3日~1週間後にご案内メール
  • 1週間~3週間後にプレゼントメール

というように、中期記憶の期間内に反復すると効果が上がります。

ちょっと長くなってしまいましたが、WEB広告における記憶のポイントは、

PRする情報量は5(±2)
文字+ビジュアルでパッと見てピン!とくるPR

ぜひあなたのお店のページでも、取り入れてみてください(^-^)