飲食店実践ノウハウ集 チームづくり(3)-2|株式会社フードビジネスイノベーション

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■チームづくり その3■ 
相乗化

なぜ計画はいつも絵に描いた餅になってしまうのか

TODOの予定と実績の共有。

うまくいかない理由。どうすればうまくいくようになるのか。


「なぜ、計画はいつも「絵に描いた餅」になってしまうのでしょうね。
頭の中で考えていたときは、こんなはずではなかったのに。そんな経験をしたことがあるのは、僕一人ではないと思います。

物事を計画し、実行し、確認し、改善をするという一連の活動を表したものに「PDCAサイクル」という言葉があります。

P-Plan(計画)
D-Do(実行)
C-Check(確認)
A-Action(改善)

最後のActを次のPDCAサイクルにつなげ、螺旋を描くように一周ごとにサイクルを向上させて継続的な業務改善をしていく。
「やってみるを繰り返す」ということです。

でも、この「PDCAサイクル」は実際はスッキリとは回りません。

「セミナー内容を取り入れても三日坊主になってしまう」
「スタッフが言うことを聞かない」

などなど、上手く回らない会社やお店はたくさんあります。

なぜなのか。

それは、上手く回ってない会社やお店は「別のサイクル」で回っているからなのです。

名目だけの会議やミーティングをしたかと思えば、結局は社長の思いつきで即実行するというような、独裁者トップによる【DCAPサイクル】

その計画が上手くいかないと、「オレは最初からぜったい上手くいかないと思ってたよ」と、トップに意見を言えない小心者のスタッフが、結果を見てから陰で回す【CAPDサイクル】

どうでしょう。スタートどころか順番が違うサイクル、あなたのお店や会社でも回っていませんか?

こうなってしまう理由は、全員の意思統一がされていないからなのです。

では、このような誤ったサイクルを回さないためにはどうするか?
PDCAサイクルを絵に描いた餅にしないためにはどうするか?

その対応策を、僕は3つ考えました。

(1)そもそも「改善」が現場からあがっているか?
PDCAサイクルは、実際はAPDCサイクルのイメージです。現場から上がった改善事項を次のサイクルへつなげていくと螺旋状に向上するのです。

(2)実行したあと「確認」をしているか?
「そもそも計画自体に問題はなかったか?」と計画そのものをチェックする必要があります。

(3)スタッフから「やる意味はあるんですか?」と突き上げられたら、どう説明しているか?
「やってみなければわからない、でも、上手くいけばみんながハッピーになれるからテストしてみよう」と言って理解されるものでしょうか。あなたがそう言われる立場なら、それで納得できますか?
やるからには目的・意味をはっきり伝えましょう。

「一緒にやってみる」を繰り返しましょう。

また、アクションを行う上で大切なのは、TO-DO(やるべきこと)の予定と実績の共有です。

そのためのツールとして「ガントチャート」があります。

ガントチャートとは、各工程を時間軸と平行に並べた帯で表すスケジュール表のことです。

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アルバイトのスタッフの場合、全員がとは言いませんが、きょうは何時から何時まで働くという意識しか持っていません。TO-DOがどうこうという話以前の問題ですね。

そこで、何時から何時までに今日の最優先の課題(TO-DO)をもって何時から何時まで取り組むという姿勢に直す必要があります。

そこで不可欠なのが、課題の存在です。

例えば今日の課題が「笑顔」なら、「今日は笑顔で仕事に取り組みたいという姿勢」を持つことです。出勤したら、「きょうのTO-DOは?」と問いかけましょう。それに対して「私は今まで忙しいときに笑顔ができていなかったので、忙しい時間でも笑顔を作るように今日は頑張ります」と宣言させます。

ここで忘れてはならないのが、宣言させること。これはとても大切です。そして、さらにできていたかどうかも反省させます。そうすれば、なぜうまくいかなかったかを自分で考えるようになります。

そういう習慣を付けていくと、次のミーティングのときなどになぜできなかったかを自己分析できます。「1人でやるKPT法」のようなものでしょうか。

また、個々でやるだけではなく、お店全体でもTO-DOの予定に対して実績(できたか否か)を最後に反省しましょう。

1人でやるよりはお店全体で共有する場所が必要なので、もし終礼ができる時間があるなら、きょうできたか否かを反省しましょう。また、そういう時間が取れないのであれば手帳などに書き込んでおいて、次のミーティング時にでも反省しましょう。

最後に、僕がお薦めしているガントチャート作成ソフトウエアをお教えします。
<ガントチャート がんすけ http://www.gansuke.com/