飲食店実践ノウハウ集 チームづくり(4)-1|株式会社フードビジネスイノベーション

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■チームづくり その4■ 
スピード化

6割でGO!

サービスでもメニューでも、新しいアイデアが生まれたら、一歩を踏み出す勇気を持とう。


決断できなくて、ついつい先延ばしにしてしまうこと、ありますよね。

こんな話を聞いたことがありますか?「ブリタンのロバ」という話なんですが。
ロバの目の前に、水と餌があります。
ロバは空腹で喉も渇いていますが、どちらから口にしようか決めることができません。
目の前にエサと水があるにもかかわらず、悩みながらロバは餓死してしまいました。

右と左の分岐点に立ったときにどちらの道を選択するか決めかね、それが悩みになっていくというのはよくあることです。

もし未来を見通せるとして、選んだ道の先が両方とも見えたなら、迷うことはないのでしょうか。極端に結果が違う場合は別ですが、例えば道の先が赤リンゴの森か青リンゴの森かの違いぐらいの結果なら、やはり選びきれないような気がします。
どちらにしても、結局悩んでしまいそうですね。

では、なぜ決めかねるのでしょう。理由は2つあります。

  • 選択した道が正解であるかどうかは、先に進んでみなければわからない
  • 後戻りはできない

悩むことは決して悪いことではありません。人間は悩まないと考えないからです。
しかし、このような二者択一の選択になったときは、どっちも捨てがたいという考えが頭をよぎりますので、どうしても踏ん切りがつかない。

でも、結論を先延ばしにしていいことなんか、実はないのです。

例えば、斬新なアイデアを思いついたけれども、斬新すぎて前例がないため、やるべきかやらぬべきか悩んでしまったとしましょう。

そんな矢先、競合店が同じようなことを先に始めて大当たりしてしまった。
どうでしょう。ものすごく悔しくありませんか?自分が先に考えたのにと歯噛みしても、そのときにはもう遅いのです。

やるかやらないかで迷うなら、やるほうに一歩足を踏み出してみましょうよ。

とはいえ、結果が保障されるわけではないのですよね。それはそうです。
「失敗しても悔いが残らない選択をしよう」は理想論です。選択した道を先に進んでいる途中でも、「もう片方の道のほうが良かったかな」とずっと思い続けるものです。
行き着いた先に赤リンゴの森があったとしても、「もう片方の道を選んでいれば、もっといいものがあったかもしれないな」と思うものです。

先ほどの「ブリタンのロバ」にしても、水と餌を両方とも思う存分飲み食いしたとしたら、「うっかり食べ過ぎて腹が重い」とか、「あしたの分も残しておけばよかった」とか、必ず後悔するでしょう。

後悔しないように100%やろうとするから進めなくなってしまうのです。
例えば、100%の計画を立てたとしましょう。でも、実行に移してみると予想もしなかった事態がたくさん起きます。それなら、計画6割の段階で挑戦したほうがずっといいです。
誰に何をどのようにどうしたいかというところだけ決めた時点で6割です。あとは進めながら考えていきましょう。

「迷ったらやってみよう」が合言葉です。

ただ、いきなり大きな計画を立てて失敗すると、次に挑戦するのは本当に怖いものです。だから、この2つ前の項目でも書いたように、「小さくテスト」して積み重ねていきましょう。