飲食店実践ノウハウ集 チームづくり(4)-2|株式会社フードビジネスイノベーション

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■チームづくり その4■ 
スピード化

「できるとしたら~か」を合言葉

ミーティングで誰かが、やる前からできないと決めつけたら、すかさず合言葉でメンタルブロックを阻止する。


できない言い訳は簡単です。
それよりも、「どうやったらできるのか」を考えて挑戦してみましょう。

A社と協力関係にあるB社があります。A社、B社とも賞味期限が短い食品を製造している会社です。B社に比べてA社は規模が大きく知名度も高いので、B社は製品をA社の名前を冠し、A社の流通ルートで売ってもらっています。A社にとってもB社の製品は良質で人気があるので、A社の名前を冠することで入ってくる売上は、決して小さなものではありませんでした。このような協力関係は両社にとって良好なもので、長く続いていました。

B社のつくるその製品の人気がますます高まり、A社は増産をB社に依頼しました。しかし、B社は規模が小さく従業員数も少ないため、製造量を増やすには限界があります。しかし、A社にとってB社の製品は売上の大きな一端を担っています。小売店からも増産の依頼を受けている。だから何としても製造量を増やしてほしい。そこで妥協点を見つけるために話し合いを重ねたのですが、最終的には歩み寄ることができず、長年の協力関係を解消してしまいました。

結果、A社はB社と同様の製品を作るC社と協力関係を結びましたが、味が変わったことでお客さんは離れていき、売上は落ちました。B社もA社という大きな名前を失ってしまったために店頭での販売スペースを大幅に失い、こちらも売上が落ちました。

  • A社はB社の製品を売りたいが、増産できないなら協力はできない。
  • B社はA社を通じて今までどおり製品を売りたいが、増産はできない。
  • 両社は協力関係を続けたかったが、解消。
  • 両社とも売上を失った。

もったいない話ですね。

「○○だからできない」という言葉は、そこですべてを終わらせてしまう言葉だと思っています。「○○だからできない、仕方がない」で思考を止めてしまい、問題から目を背けてしまうからです。

あなたのお店でもありませんか?
ある問題に対して、「○○だからできない、仕方がない」となおざりにしてしまっていること。

それでは何の解決にもなりませんよね。
「○○だからできない」ではなく、「できるようにするためにはどうすればいいかな」と投げかけてみましょう。

お店の中でも、発生している問題に対して「どうしたらいいかな」と解決方法を模索しようとする空気はあるはずです。その空気を空気にとどめず、積極的に意識させましょう。問題意識を共有しスタッフ全員で解決に取り組むことで、よりよい案が生まれてきます。

  1. 発生している問題に対して解決策を考えましょう。
  2. 解決策が実行できないという意見が出た場合、「どうすればできるか」と投げかけてみましょう。
  3. 出てきた意見を小さくテストし、最もいい方法を選択しましょう。

あなたのお店で現在発生している問題に対して、「どうやったら解決できるか」という意識を常に持ってスタッフ全員で取り組んでください。